2026年2月に開催予定だった「Show! 音楽中心(ウマチュン)in マカオ」の突然の中止発表は、K-POPファンだけでなく、アジアの音楽業界全体に大きな衝撃を与えました。
開催直前での中止という異例の対応により、「これは単発の問題なのか」「今後のK-POPイベントにも影響が出るのではないか」と不安の声が広がっています。
特に注目されているのが、日本人メンバーが在籍するK-POPグループの扱いです。
この記事では、ウマチュン中止の背景と余波、今後中止が懸念されるイベント、そして予定通り進みそうなイベントを整理し、今後の中国・マカオ公演のリスクについて考察します。
音楽中心(ウマチュン) in マカオ中止はなぜ中止になったのか
表向きの理由
主催側(MBC)の公式発表では、「現地事情および諸般の条件を総合的に判断した結果、中止」と説明しています。
実際に指摘されている背景
複数の韓国・海外メディアでは、日本国籍メンバーのビザ発給問題が大きな要因だったと報じられました。
- 出演予定グループに日本人メンバーが含まれていた
- 一部メンバーが渡航できない可能性が高まった
- ラインナップ維持が困難になった
結果として、イベント全体の中止という判断に至ったと見られています。
この出来事は「ウマチュンだけの問題」ではなく、日本人在籍K-POPグループ全体が、今後、中国・マカオ圏で敬遠される流れを懸念する出来事として受け止められています。
音楽中心(ウマチュン) in マカオ中止で実際に起きている“余波”
ファンミーティング・イベントの中止
ウマチュン中止と前後して、日本人が関わるイベントで、「不可抗力」「やむを得ない事情」という表現による中止が相次いでいます。
理由は明確にされないケースが多いものの、
- 渡航・ビザ問題
- 現地行政判断
- 開催許可の不透明さ
といった要素が共通点として浮かび上がっています。
ウマチュン以外に中止されたイベント、今後中止が懸念されるK-POPグループイベント
NCT WISH(日本人メンバー中心ユニット)
NCT WISHは、 2025年秋から2026年春にかけてNCT WISH — 『INTO THE WISH : Our WISH』 アジアツアー を展開しており、2026年の後半もいくつか日程が組まれています。
NCT WISHは、日本人メンバーが複数在籍しているユニットで、2026年に下記の日程でマカオ公演が予定されています。
- マカオ:2026年3月21日(土)・22日(日) [The Venetian Arena]
- ウマチュン中止の直後というタイミング
- 日本人メンバー比率が非常に高い
- 現地行政判断の影響を受けやすい
NCT WISHは、こういった条件が重なるため、直前での延期・中止の可能性が懸念される状況です。
ちなみに、2026年1月24日、25日の香港公演は予定通り行われました。
LE SSERAFIM上海ファンイベント(2025)中止
LE SSERAFIMの2025年12月14日に予定されていた上海ファンイベントは、主催側の発表で 不可抗力/直前キャンセルとなりました(中国の文化活動制限が理由と報じられる)。
このイベントは、LE SSERAFIMは日本人メンバー2名を含むグループの為、直近で影響が現れた事例として、今回のウマチュン中止との関連性が指摘されています。
今後は、中国本土・マカオでの単独イベント開催は慎重になる可能性が高いと見られています。
予定通り進みそうなK-POPイベント
BTS(日本人メンバーなし)
BTSをはじめとする、日本人メンバーが在籍していないK-POPグループについては、現時点で大規模な中止・延期の動きは確認されていません。
- ワールドツアー
- 海外大型公演
- グローバルスポンサー案件
などは、予定通り進行する見込みとされています。
これは人気の差ではなく、「国籍構成によるリスク判断」が影響していると考えられます。
今後のK-POPイベント中国・マカオ公演はどうなる?
中国本土
- 許認可が直前まで不透明
- 政治・外交要因の影響を受けやすい
- 日本人在籍グループは特に慎重判断
→ 直前中止リスクが最も高い地域
マカオ
- 中国本土の影響を強く受ける
- 国際イベントでも突然の方針変更あり
→ 今回のウマチュン中止で中止リスクが明確化
「ウマチュン in マカオ」中止の余波まとめ
今回の「ウマチュン in マカオ」中止は、単なる一公演の中止ではなく、現在のアジア情勢や文化イベントを取り巻く環境の変化を象徴する出来事だと言えます。
特に、日本人メンバーが在籍するK-POPグループが中国本土やマカオ圏でイベントを行う際のハードルが、以前よりも確実に高くなっていることが浮き彫りになりました。
NCT WISHのように日本人メンバー比率が高いグループや、ENHYPEN、LE SSERAFIM、TWICE、RIIZE、aespaなどのように影響力の大きい日本人が在籍しているグループは、今後も中国・マカオでのイベント開催について慎重な判断を迫られる可能性があります。
実際に、公式発表が出ていたとしても、開催直前になってから「不可抗力」を理由に中止・延期されるリスクは完全には拭いきれません。
一方で、BTSのように日本人メンバーが在籍していないグループについては、現時点では大規模な中止の動きは見られず、ワールドツアーや海外公演も安定して進行しているようです。
この違いは、人気や集客力の差ではなく、国籍構成がイベント開催可否の判断材料になっている現実を示しているとも考えられます。
今後、K-POPイベントの情報を追う際は、「どの国・地域で開催されるのか」「推しグループに日本人メンバーが在籍しているか」という点も合わせて見ることが、今まで以上に重要になっていくでしょう。
「ウマチュン in マカオ」の中止は、その判断基準をファンに突きつけた出来事だったと言えそうです。

