ITZYの「THAT’S A NO NO」なぜ今バズったか?6年越しに「逆走」中の真価と再燃の理由を徹底解剖

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第4世代K-POPガールズグループの中でも、圧倒的なパフォーマンス力で知られる ITZY(イッチ)

今、彼女たちの楽曲にある“異変”が起きています。それは、2020年にリリースされたB面曲(収録曲)である「THAT’S A NO NO」が、約6年の歳月を経て2026年に再び脚光を浴び、韓国の主要チャートを「逆走」しているという現象です。

かつては「無名曲」に近い扱いだったこの楽曲が、なぜ今になってYouTubeミュージックビデオランキングで1位を獲得し、SNSを席巻するほどの社会現象を巻き起こしているのでしょうか。

そこには、ITZYが守り続けてきた「実力」への再評価と、時代の変化が複雑に絡み合っています。

この記事では、このリバイバルヒットの背景にある要因から、メンバーのユナが放つ圧倒的な存在感、そして今後の日本での人気拡大の可能性までを徹底的に解説していきます。

ITZYの「THAT’S A NO NO」とはどんな曲?

「THAT’S A NO NO」は、2020年3月9日にリリースされたITZYの2ndミニアルバム『IT’z ME』の収録曲です。

このアルバムのタイトル曲は、あの有名な“肩ダンス”で世界を席巻した「WANNABE」で、当時はプロモーションも行われず、振り付けすら存在しない「B面の1曲」に過ぎませんでした。

しかし、その制作陣は非常に豪華です。

TWICEのヒット曲を数多く手掛けるシム・ウンジや、BTSの「DNA」に関わったKASSといったヒットメーカーが名を連ねています。

楽曲のジャンルとしては、ムーンバートンのリズムに中毒性の強いメロディが調和したラテン調の楽曲で、自分に向けられた否定的な視線にウィットに富んだ回答を投げかけるという内容の歌詞になっています。

歌詞の核心は、「自分のダンスを止めさせないために、外からの否定的な視線をはねのける」という強い意志です。

サビで繰り返される「タッタッタッドラムのように叩け)」「バンバン(ブラスのように吹き鳴らせ)」というフレーズは、10代の内面にある日常からの脱却や「自己主張」を象徴しており、否定的な視線に対する「大丈夫、私はできる」といった自衛の呪文のような力強さを持っています。

リリース当時は16歳だった最年少メンバーのユナが「17歳だけど、なに?」と堂々と歌い始めるこの曲は、まさにITZYらしい「自己肯定感」に満ちた一曲です。

なぜ今再び再燃したのか?

この楽曲が6年越しにバズった最大のきっかけは、2026年2月にソウルで開催された3度目のワールドツアー「ITZY 3RD WORLD TOUR」でのパフォーマンスです。

ステージ映像の拡散と圧倒的なクオリティ

ライブで披露されたこの曲のパフォーマンス映像が公式YouTubeで公開されると、「これこそがITZYの真骨頂」「パフォーマンスが圧巻」という評判が瞬く間に拡散されました。

映像は公開から短期間で再生回数1,300万回を超え、YouTubeミュージックビデオランキングで1位を記録しました。

当時はなかったパワフルで堂々とした振り付けが、現在の成熟した彼女たちの実力と完璧に融合し、「やっぱりITZYはレベルが違う」という実力再評価を決定づけました。

「時代のほうが追いついた」トレンドの変化

韓国の分析では、「時代のほうが、ようやくこの曲に追いついた」という声が多く上がっています。

  • 低重心×圧重視のサウンド

2026年現在のガールズグループのトレンドは、軽やかさよりも「強度」や「重低音」を重視する傾向にあります。

「THAT’S A NO NO」の膝を落とした低重心の動きやヒップホップベースのビートは、今の視聴環境に非常に新鮮に、かつ「今っぽく」響いたのです。

  • ショートフォームへの適性

TikTokやリール動画など、数秒を切り取って消費する「ショートフォーム時代」において、サビの印象的な振り付け(小指を合わせる動作など)が完璧に噛み合いました。

この振り付けは視覚的な「残像」を残しやすく、ダンスチャレンジの流行を後押ししました。

オワコンと言われていたがITZY。今メンバーのユナのスタイルに注目が集まる

一時期、ITZYは第5世代グループの台頭や近年の楽曲スタイルの変化により、「人気が落ち着いた」「オワコン(終わったコンテンツ)」などと厳しい視線を向けられることもありました。

特に「Sneakers」以降のタイトル曲が、デビュー初期のような「エネルギッシュな勢い」に欠けると感じるファンも少なくありませんでした。

しかし、今回の「THAT’S A NO NO」のバズりは、ITZYが「オワコン」どころか、依然として業界最高峰の実力を持っていることを証明しました。

そして、その再評価の中心にいるのが、ビジュアルとパフォーマンスの両面で圧倒的な影響力を持つユナです。

ユナは、この楽曲の冒頭で「17歳だけど、なに?」という象徴的なラインを担当しています。

リリース当時からその美貌とスタイルは注目されていましたが、2026年の今、より成熟した彼女の完璧なプロポーションと堂々としたステージングが改めてクローズアップされています。

ファンの間では、ユナのスタイルを活かしたダンスラインや、曲の世界観を体現する余裕のある表情が「異次元のレベル」であると話題になっています。

ユナ個人のチッケムも驚異的な再生数を記録しています。

ITZYの方向性に対する不安を、彼女たちの「個の力」と「パフォーマンスの強度」でねじ伏せた形と言えるでしょう。

また、ITZYのユナは2026年3月23日にソロデビューしました。デビューアルバムは『Ice Cream』で、同名のタイトル曲は風船ガムのように弾ける魅力的な楽曲となっています。

ITZYの人気は日本のファンを増やすか?

この韓国での熱狂的な「逆走ヒット」は、間違いなく日本のファン層を拡大させる大きな波となっています。

ITZYは2026年5月9日、10日に東京のKEIO ARENA TOKYOで日本公演を開催しましたが、そこでも「THAT’S A NO NO」のステージは最大のハイライトの一つとなりました。

日本の音楽ファンは、音源の良さだけでなく「ライブパフォーマンスの完成度」を重視する傾向が強く、SNSで拡散される彼女たちの生歌の安定感やダンスのキレは、多くの新しいファンを惹きつけています。

また、今回のバズをきっかけに、過去の優れたB面曲(「8-bit heart」や「Ringo」など)が改めて掘り起こされており、「ITZYはタイトル曲以外も神曲が多い」という認識が広まっています。

このように「実力」という揺るぎない土台が再認識されたことで、一時的な流行に左右されない、より強固なファンベースが日本国内でも構築されつつあります。

ITZY 「THAT’S A NO NO」再燃のまとめ

ITZYの「THAT’S A NO NO」が巻き起こしているこの現象は、単なる「懐かしの曲の流行」ではありません。

それは、「本物の実力は、いつか必ず時代と合致する」ということを証明した感動的なリバイバル劇です。

  • 再評価の火種: ワールドツアーで見せた圧倒的なライブパフォーマンスが、眠っていた名曲に命を吹き込みました。
  • 時代との合致: 6年前には「強すぎる」と思われた低重心のヒップホップサウンドが、今のトレンドと奇跡的に合致しました。
  • グループの再定義: 「オワコン」という外野の声を、彼女たちの最大の武器である「パフォーマンスの強度」で黙らせ、新たな黄金期を予感させています。
  • ユナの存在感: キャリアを重ねてさらに磨かれたユナのスタイルと表現力が、楽曲に現代的な説得力を与えました。

今回の逆走ヒットは、ITZYにとって非常に理想的な再成長パターンであり、今後のカムバックにおいて彼女たちが再びトップ戦線で輝くための大きな足がかりとなるでしょう。

6年前の「自衛の呪文」を今、確信に満ちた表情で歌い上げるITZYたちの快進撃は、まだ始まったばかりです。

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