SEVENTEENは、韓国の13人組男性アイドルグループです。2015年5月にデビューして以来、世界中から絶大な人気を集めています。
そのSEVENTEENが、日本のサントリーノンアルコール飲料のCMに起用され話題になっています。
この記事では、SEVENTEENがサントリーノンアルコール飲料のアンバサダーになった経緯や裏話などを紹介していきます。
SEVENTEENがサントリーノンアルコール飲料のCMに起用された理由は?
2024年のノンアルコール市場は、10年前と比べて 1.6倍に拡大していています。
サントリーは、ノンアルコール飲料市場を今後更に拡大させようと、力を入れ始めていました。
そして、サントリーは「ノンアルコール部」の新設や、ノンアルコール飲料に対するマーケティングへの投資を前年度比1.3倍に増やすなどの方針を打ち出ち出しました。
このような背景が、サントリーの「オールフリー」や「のんある酒場シリーズ」などのノンアルコール飲料群を 、ビールや発泡酒の代替品ではなく、新しい飲用品として、広めていこうという動きに繋がりました。
そして、ノンアルコール飲料全体を盛り上げ、更に若年層を引きつけたいというサントリーの狙いが、今回のSEVENTEENをアンバサダーに起用した理由になったと考えられています。
SEVENTEENのCM起用と販売戦略
サントリーは、ノンアルコール飲料の広告展開を行うキャッチフレーズとして “攻めのノンアルしちゃおっか。” を掲げ、2025年のノンアルコール飲料戦略を発表しました。
また、WebやSNS、動画コンテンツ中心でアピールするという方針も打ち出していて、若年層やスマホ・PCユーザーなどへの広告展開を意識しています。
今回、SEVENTEENをサントリーノンアルコール飲料のアンバサダーに起用した背景には、SEVENTEENが、若年層からグローバルな人気を既に獲得しているという理由が挙げられます。
SEVENTEENの好感度やポジティブで親しみやすいキャラクターで起用
サントリーはノンアルコール飲料を「楽しく、自由に飲めるもの」とアピールしています。
サントリーは、この点を重視してSEVENTEENの起用を決定したという報道があります。
SEVENTEENは、世界的な人気を持つ13 人組グループで、日本でも高い知名度と厚いファン層を持っています。
2022年以降、日本でのドームツアーを成功させ、累計観客動員数もK-POPの中ではトップクラスです。
オリコンやBillboard Japanでも常に上位に入り、CDや配信の売上も安定しています。
そして、「自主制作アイドル」として努力してきた経緯があり、「真面目で前向き」なイメージが世間に好感を持たれやすいと判断されたようです。
また、バラエティ番組でもユーモアがあり、若年層だけでなく幅広い世代に親しみを持たれている点もCM起用の理由の一つだと言われています。
更に、SEVENTEENは韓国だけでなく、アジア・北米・欧州に多くのファンを持つグローバルグループです。
サントリーも日本国内にとどまらず、海外展開やインバウンド需要を視野に入れている為、海外から来日する観光客にも、サントリーのブランドを認知させる狙いがあります。
SEVENTEENが持つ「ポジティブ」「明るい」「エネルギッシュ」というグループイメージと、「友情」や「チームワーク」を大事にする姿勢が、サントリーがアピールする、ノンアルは「楽しく、自由に飲めるもの」というメッセージと自然に合い、今回のCM起用になったようです。
SEVENTEENのCM起用発表とビジュアル公開
2025年2月26日、サントリーは公式にSEVENTEEN をサントリー・ノンアル アンバサダーに起用することを発表しました。
それと同時に、フォーマル衣装を着たメンバー写真などが公開され、特設サイトや就任コメント動画もリリースされました。
SEVENTEENサントリーCM撮影でのメイキング秘話は?
“乾杯シーン”が自然に楽しそうだった
撮影中、ノンアルコール飲料で乾杯するシーンがあって、メンバー同士とても仲良く、自然に盛り上がっていたと報じられています。
撮影裏でもメンバーの親密さやリラックスした空気が伝わってきたというコメントもあります。
最年少メンバー DINO が“キュー出し”に立候補
撮影では、最年少のDINOが OKやカットなどの指示を出す役目を自らやってみたいと立候補した、というエピソードがあります。
JOSHUA の演技へのこだわり
冒頭のソロシーンを演じたJOSHUAは、監督の細かい要望に丁寧に応えていたとのことです。表情や動きのニュアンスを詰める感じで演技していたという裏話があります。
「一緒に同じ時間を楽しんでいるかのような感覚」を演出する撮影構成
CMの構成が「観る人がメンバーたちと近い距離で、同じ時間を過ごしているような気持ちになれる」ことを意識して作られていて、背景のライティングやカメラアングル、メンバーの自然なやりとりを活かす演出撮影なども、その感覚を出すために細かく工夫されたというエピソード話があります。
インタビューでの“新生活”・“挑戦”というテーマ
CM公開と同時に行われたインタビューでは、「新しく挑戦してみたいこと」や「新生活が始まる人へアドバイス」「どんなときにノンアルを飲みたいか」といった、春・新しいスタートを意識した質問がされていて、撮影・プロモーションの時期とテーマが合致していた、ということ。季節感をとても意識していたようです。
Web公開から地上波放送への展開
2025年4月24日、CM「サントリー・ノンアル アンバサダー ノンアルをもっと自由に」篇が Web 上で公開されました。
その後、4月26日から一部の地上波でも順次放送が始まりました。
Web・SNS・YouTube・特設サイトを使ったプロモーションも同時期に始まり、視聴者を広げる形で展開されています。
SEVENTEENメンバーのコメントや感想
SEVENTEENがサントリーノンアルコールのCMに起用されて感じたことや、撮影を通じての思いについて、以下のようなコメントがあります。
HOSHI 「僕たちがアンバサダーを務めるサントリーノンアルのムービーが公開されました!」と期待を込めて
WONWOO 「サントリーのノンアルは種類が多くて、どれを飲もうか本当に迷っちゃいました」
JOSHUA 「しかも、どのノンアルも美味しくてとてもびっくりしました!」
WOOZI 「メンバーと過ごせたとても楽しい撮影だったので…」
DK 「ムービーを見て皆さんも一緒にノンアルを楽しんでいただけたら嬉しいです」
JUN 「ぜひお楽しみください!
また、めざましメディアの記事でも、「とても楽しい撮影だった」という言葉が紹介されています。

そのほか、インタビューで「どんなときにノンアルを飲みたいか?」という質問に以下のような回答もあります。
JOSHUA メンバーと焼き鳥を食べに行くとき、次の日にコンサートがあるときは体に負担をかけたくないからノンアルを選びたい。
HOSHI 次の日に予定があってお酒を控えたいけど、雰囲気は楽しみたいときにノンアルを。
MINGYU トレーニング後など、健康を意識したいときにノンアルを飲むというアイデア。
DINO お酒を控えたい日があるから、そのときはノンアルに切り替えたい。
SEVENTEEN サントリーノンアルCMの反応は?
「仲良し」「可愛い」「癒し」感が好評
CMや撮影中の乾杯シーン、メンバー同士の自然なやりとりが「仲良さそう」「見ていてほっこりする」「癒される」といった感想が報道で伝えられていて、ファンの間でもそのような声が多いようです。
映像美・ビジュアルに対する称賛
フォーマルな衣装、白基調のスタジオ照明、綺麗な角度・動きなど、SEVENTEEN のビジュアルを引き立てる演出が評価されている、という記事が複数あります。ビジュアル面で“さすが”という声も。
“一緒に時間を過ごしているような”親近感
CMを見た人が、「まるで自分もその場にいてメンバーたちと乾杯しているような感覚になった」「距離が近い演出で嬉しい」といった感想を持っている、という報道があります。
日本語でのセリフやメッセージに対する好意的な反応
インタビューやコメントで、メンバーたちが日本語で話していたり、日本での活動を意識したメッセージを送っている部分が、「頑張ってくれてる」「ファンを意識してくれている」と感謝する声を呼んでいるようです。
ノンアルコール飲料へのポジティブな受け止め
「ノンアルを楽しむ」というテーマ自体が、飲めない・飲みたくない層や、健康を気にする層から肯定的に受け止められているという報道があります。
ファンの中には、「これで飲み会とかでも気軽に乾杯できる」「選択肢が増えるのがいい」という声もあります。
SEVENTEENが、グループとしてCM起用され、日本の地上波で度々放送されるのは、ファンとしてはとても嬉しい事ですね。
CM内でも、洗練された美しいビジュアルと、いつもながらの仲の良い姿を見せてくれていて、見ている側もCMに見入ってしまいます。
2025年5月でデビュー10周年を迎え、日本デビューは7年目を迎えました。現在、SEVENTEENは 『HAPPY BURSTDAY』を引っさげて、2025年12月21日まで、アジア、アメリカを周るワールドツアー中です。
日本でのツアー『SEVENTEEN WORLD TOUR [NEW_] IN JAPAN』は、2025年11月〜12月の10公演が予定されています。
今後も、どんなグローバルな活動を見せてくれるのか、SEVENTEENの活躍が楽しみです。
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