韓国の大人気ラッパーで、プロデューサーの「Zico(ジコ)」が、日本を代表する音楽ユニット「m-flo」とタッグを組んだ、新曲「EKO EKO(エコーエコー)」が、2025年6月に配信リリースされ、日韓の音楽ファンの間で大きな話題を呼んでいます。
ヒップホップとエレクトロを融合させたこの楽曲は、リリース直後から「クセになる!」や「スタイリッシュでかっこいい」など、SNSでも大きな注目を集めています。
この記事では、「EKO EKO」の魅力をはじめ、Zicoというアーティストの経歴や代表曲、「Block B」からソロに転向した背景や、m-floとのコラボに至った理由までをたっぷりとご紹介していきます。
「EKO EKO」をリリースした、韓国を代表するラッパーZicoってどんなの人?
Zico(ジコ)は、1992年生まれ、韓国出身のシンガソングライターのラッパーであり、また、プロデューサー業も手掛けています。
2011年に、ヒップホップボーイズグループ『Block B(ブロックビー)』のリーダーとしてデビューしました。
Zicoは、作詞作曲も自ら手がけ、グループ内では、グループのメインであるポジションを担っていました。
その一方で、アイドルの枠を超えた、本格派ラッパーとしても才能を発揮して、韓国ヒップホップ界でも高い評価を獲得していきました。
その後、ソロアーティストとして独立し、音楽プロデューサーとしても活躍の場を広げていきます。
現在は、「BTS」などが所属するHYBE傘下のレーベル「KOZエンターテインメント」の代表としても知られていて、現在、大人気新人アイドルの『BOYNEXTDOOR(ボーイネクストドア)』のプロデュースも勤めています。
Zicoは、「アーティスト」兼「プロデューサー」兼「経営者」という、マルチな才能を持つ人物なのです。
Zicoが選んだ“自由な音楽”の道!『Block B』からソロ活動へ。人気曲も数多く制作
Zicoが『Block B』を離れ、ソロに専念するようになったのは2018年頃です。
所属事務所との契約満了を機に、自分の音楽性を、より自由に表現したいと考え、自身のレーベル『KOZエンターテインメント』を設立しました。
グループ活動では、なかなか出来ないような制作環境、そして、プロデューサーとしての幅広い挑戦を求めたこの決断は、韓国の音楽業界でも大きなニュースとなりました。
Zicoのソロへの転向は、単なる独立ではなく、「Zicoらしい音楽をとことん追求したい」という強い意志の表れでした。
また、Zicoは、これまで多くの大ヒット曲を生み出してきました。その中でも特に人気が高い物は…
『Any Song(2020)』
TikTokチャレンジで韓国中で大人気、チャート1位を総なめにした一曲。
『Artist(2017)』
Zicoらしい、自由な生き方を歌った明るい楽曲です。
歌詞の中の「人生は自分だけのキャンバス」というメッセージが、多くの若者に支持されました。
Zicoは、ヒップホップに限らず、R&B、ジャズなど幅広いジャンルを表現できる「音楽の職人」と言われています。
Zicoとm-floのコラボ曲「EKO EKO」はどんな曲?なぜがコラボが実現したの?
今回の新曲「EKO EKO」は、m-floらしい近未来的なサウンドと、Zicoの個性的なラップが合わさった、エレクトロ・ヒップホップナンバーです。
トラックは、シンプルながらもキレのあるビートで、サビでは「EKO EKO」と反復するフレーズが、一度聴くと忘れられなくなる、中毒性のある楽曲です。
【コラボに至るまでの背景】
Zicoとm-flo(特にVERBALさん)は、以前から、国際的な音楽イベントなどで面識があったとされていて、お互いにリスペクトを抱く関係だっでした。
今回の「EKO EKO」は、日韓のトップアーティスト同士が意気投合して実現したコラボでした。
タイアップや企画ではなく、「良い音楽を一緒に作ろう」というお互いの純粋な気持ちが伝わってくる楽曲となっています。
「EKO EKO」がTHE FIRST TAKEに登場!Zico&m-floの魅力がぎゅっと詰まった一発撮り
今回のコラボ曲「EKO EKO」は、韓国の有名YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」にも登場しました。
韓国YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」は、“一発撮り”でアーティストの本気を魅せる、大人気コンテンツです。
Zicoにとっては、今回が初の出演でした。しかし、そんなことを感じさせないほど堂々としたパフォーマンスを披露しました。
韓国を代表する有名ラッパーとして、Zicoのラップもキレキレで、ブレス(息継ぎ)やリズムの乗せ方まで完璧なものでした。
それでいて、日本語の歌詞も、しっかり気持ちが込もっていて、「本当にすごい」「何回も見ちゃう」と、ファンからも絶賛の声が続出しています。
普段のMVやライブとはまた違ったZicoの魅力が、「THE FIRST TAKE」でぐっと引き出されていました。
Zicoとm-flo「EKO EKO」は、韓国と日本の国境を越えたコラボに注目!
Zicoとm-floという、ジャンルも国も越えたアーティスト同士が生み出した「EKO EKO」は、まさに今の時代にふさわしい、『自由でボーダーレスな音楽の形』を表現していると、各国からコメントが寄せられています。
Zicoの持つ「世界水準のラップスキル」と、m-floの「確かな実績とカリスマ性」がしっかり合わさったこの曲は、K-POPファンにもJ-POPファンにも響く内容です。
今後もこうしたコラボレーションが増えていく中で、「EKO EKO」は一つの代表的な成功例として、語られるて行くことは間違いないでしょう。
Zicoとm-floのコラボ曲、「EKO EKO」を聴いて、Zicoとm-floの世界に魅了されて下さい。
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