Gyubin（ギュビン）は韓国出身の新人シンガーソングライターで、2006年11月28日生まれです。
17歳（2024年時点）という若さながら、所属事務所LIVEWORKS COMPANYからデビューし、2024年1月17日にリリースしたデビュー曲「Really Like You」が各国チャートで上位にランクインするバイラルヒット（SNSや口コミで爆発的に広がること）を記録して注目を集めています。
透明感のある可愛らしいビジュアルと初々しい雰囲気を備えつつも、圧倒的な歌唱力を持つアーティストとして、アジア圏を中心に大きな期待が寄せられています。
Gyubin「Really Like You」リリースまでの経歴
Gyubinプロフィール
本名：パク・ギュビン（박규빈）
生年月日：2006年11月28日
身長：164cm
家族構成：両親・妹
所属事務所：LIBEWORKSカンパニー
Gyubinは幼い頃から音楽好きの父親が、趣味で演奏していたギターを側で聴きながら育ちました。
ロックやアコースティック、R&B、HIPHOPなど幅広いジャンルの音楽に触れながら、自身もアーティストとして活動したいと考えるようになったのです。
また、テイラー・スウィフトや韓国の国民的歌手IU（アイユー）に憧れ、「いつか自作曲で想いを表現してみたい」と思い描くようになりました。
英語も堪能で作詞作曲の才能を持っていたことから、デビュー前には自身のYouTube公式チャンネルで、海外アーティストの楽曲カバーを公開し、その高いクオリティが事務所や音楽ファンの間で注目を集めました。
2023年にはDynamic DuoのメンバーであるGAEKO（ギャコ）や人気ラッパー・Wonstein（ウォンスタイン）とコラボレーションしたプレデビューシングルを配信し、新人ながら著名アーティストとの共演を果たしています。
こうした取り組みを経て満17歳となった2024年1月に正式デビューを迎え、「Really Like You」をリリースしました。
プレデビューからデビューへと続く過程で、多様な音楽的バックグラウンドや先輩アーティストとの共演を経験したことが、Gyubinの幅広い楽曲表現やパフォーマンスにつながっているのでしょう。
Gyubin「Really Like You」のリリース情報と楽曲の特徴
Gyubinのデビュー曲「Really Like You」は、2024年1月17日にデジタルシングルとして配信されました。
作詞は韓国のSTARSHIPエンターテイメントの音楽制作チームFull8loomに所属するムニョン（Moonyeon）が担当し、作曲・プロデュースはALL ABOUTというクリエイターチームのJAYDOPEやONAIRら複数名が手がけています。
曲のジャンルはティーンポップで、爽やかなギターサウンドと軽快なビートが特徴です。17歳の等身大の恋心をストレートに描いた歌詞が大きな魅力で、サビの盛り上がり部分では初恋の切ないときめきを思い起こさせるような伸びやかなメロディーラインが印象に残ります。
「Really Like You」は韓国語版と英語版の2種類が同時リリースされました。
英語の歌詞は作詞家Lim Jeonが手がけ、ミュージックビデオ（MV）もそれぞれ別バージョンが制作されています。
グローバルなリスナーを視野に入れた戦略により、アジアや北米でも配信直後から反響を呼び、Gyubinの可能性を大きく広げるきっかけとなりました。
Gyubin「Really Like You」のMVコンセプトとメディアでの紹介
「Really Like You」のMVは、南国のリゾート地・タイのプーケットで撮影されました。17歳の少女の初恋がテーマになっていて、エメラルドグリーンの海や青空を背景にした元気いっぱいのパフォーマンスが印象的です。
真夏の太陽の下で大きく手を伸ばしたり、小さな山を登ったりといったアクティブなシーンが多く盛り込まれていて、「初恋のときめきのような輝きを映像として表現したい」という思いが込められていると報じられています。
メディアはこのMVを「圧倒的な透明感とフレッシュな魅力が詰まった作品」と評価しましまた。
そして、Kstyleでは「青春映画を観ているような躍動感ある映像が、曲の可愛らしさをいっそう引き立てている」と好意的に紹介しています。
MV公開から約2か月でYouTubeの再生回数は292万回を超え、新人アーティストとしては異例のスピードで注目を集めました。
映像内での笑顔や、視聴者に話しかけるような演出が「若さと純粋さをそのまま伝えている」と評価され、青春ポップとして多くのリスナーの支持を得ています。
Gyubin「Really Like You」音楽業界での評価
「Really Like You」はリリース当初は大々的なプロモーションが行われなかったものの、SNSやストリーミングサービスの口コミが広がり、Spotifyなどのバイラルチャート（売上や再生数以外にSNSでの拡散数等を考慮した独自ランキングのこと）で軒並み上位にランクインしました。
特に日本では、2024年2月下旬にSpotifyバイラルチャート（日本版）でトップ5に入り、翌月初頭にはデイリーチャートで1位を獲得しています。
台湾や香港などアジア各国でも同様の傾向が見られ、TikTokやInstagram Reelsで楽曲を使ったダンスやブログ動画が若い世代を中心に流行しました。
さらにBillboard JAPANのHeatseekers Songsチャートで2024年4月に初の首位を獲得し、新人ソロアーティストとしては快挙といえる結果を残しています。
Marie ClaireやWarner Music Koreaといった企業メディアでは、Gyubinを「17歳ながら豊かな表現力を持つライジングスター」と高く評価していて、国内外の音楽関係者からも「将来のK-POPを担うアーティストの一人」と期待されています。
Gyubin「Really Like You」プロモーション活動と今後の展望
Gyubinはデビュー直後から積極的にメディア出演やライブ活動を行っています。
韓国国内ではMnetの「M COUNTDOWN」やSBSの「Inkigayo」など、主要な音楽番組に出演し、ライブパフォーマンスでもしっかりと歌声を響かせて存在感を示しました。
また、日本を含む海外での認知度向上を目指し、英語版「Really Like You」のMVやSNSでの多言語での投稿など、グローバル展開にも力を入れています。
2024年7月には台湾の大型音楽フェス「S2O TAIWAN」に参加し、観客を前に初めて海外ステージを踏んだと報じられて、新人としては非常に早い段階で国際的な活動を開始している状況です。
日本国内でもライブイベントやメディアでの取り上げが増えていて、年末に開催された日本最大級の音楽フェス「COUNTDOWN JAPAN 24/25」では、韓国ソロアーティストとして初めて参加し、2万人規模のステージで「Really Like You」などを披露しました。
こうした海外活動の実績を背景に、所属事務所はGyubinのグローバル展開を本格化させる方針を打ち出していて、今後は北米やヨーロッパでのショーケースツアー開催も視野に入れていると伝えられています。
音楽面では「次回作でさらなる進化を目指す」という姿勢を示していて、既に作曲陣にトップクリエイターを迎えて新たなEPやアルバムを制作中との情報も一部メディアで報じられています。
Gyubin本人は「いつか自分のプロデュース作品だけでフルアルバムを作りたい」という意欲を語っていて、作曲・作詞だけでなく編曲やステージ演出にも力を入れて行きたいというビジョンを持っています。
まだデビューしたばかりですが、今後、韓国の人気ソロアイドルIU(アイユー)のように、K-POPシーンに新たな風を吹き込むことになるGyubinから目が離せません。
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