韓国発の7人組グローバルボーイズグループENHYPEN(エンハイプン)の日本人メンバーニキ。
ニキの存在はグループの国際色を豊かにし、日本のファンから特に熱い支持を受けています
。ENHYPENは2020年にオーディション番組『I-LAND』から誕生したグループで、BTSの弟分としてデビュー直後から世界的な人気を誇っています。
中でも唯一の日本人メンバーであるNI-KI(ニキ)は卓越したパフォーマンスで注目を集め、グループの魅力を一層引き立てています。
この記事では、そんなNI-KIのプロフィールやENHYPENでの役割、日本での活躍、そして彼の魅力と今後の展望について詳しく紹介します。
ENHYPENの日本人メンバー・NI-KI(西村力)のプロフィール
ステージ名:NI-KI(ニキ)
本名:NISHIMURA RIKI(西村 力)
生年月日:2005年12月9日
出身地:岡山県岡山市
血液型:B型
所属事務所 / レーベル:BELIFT LAB(Big Hit Music × CJ ENMの合弁レーベル)
デビュー日:2020年11月30日(ミニアルバム『BORDER : DAY ONE』)
ポジション / 役割:メインダンサー、ボーカル、ラップ(一部楽曲で担当)
ENHYPENの日本人メンバー・NI-KI(西村力)の経歴
幼少期から並外れたダンスの才能を発揮していて、母親が経営するダンススクールの影響もあって3歳でダンスを始めました。
マイケルジャクソンを敬愛していて、幼い頃には「リキジャクソン」という芸名でキッズダンサーとして活動していました。マイケル・ジャクソンに憧れて磨いたダンススキルで各種オーディションやCMに出演するなど、天才キッズダンサーとして知られていました。
2014年にケント・モリがプロデュースするCMオーディションに優勝し、ソニーのDVDプレイヤーのCMに出演しました。
2015年に「FNS27時間テレビ」内の「FNSちびっこホンキーダンス選手権」に姉と出演し、同年、マイケル・ジャクソンの振付師のトラヴィス・ペイン主催のオーディションにごう合格しています。
2016年、ザ・ウィークエンドの「キャント・フィール・マイ・フェイス」の日本版ミュージックビデオに出演し、また、東京スカパラオーケストラの2016年のライブハウスツア「Paradaise Has No Border」にパフォーマーとしてゲスト出演を果たしました。
2017年にはK-POPグループSHINeeの来日単独公演「SHInee WORLD 2017
~FIVE~special Edition」でキッズダンサーを務めるなど、子供時代から本格的な舞台経験を積んでいます。
また、2017年3月11日にリリースされたゆずの「タッタ」のMVに出演し、ゆずの北川悠仁は、「ダンスは皆んな上手だったが、ニキはずば抜けて上手かった」とTV番組で思い出を語るシーンもありました。
2019年、13歳の時に韓国に渡り、Big HitとCJ ENMの合弁会社BELIFT LABの練習生となりました。練習生時代の愛称は「リキB」。
そして、NI-KIは、練習生期間わずか8ヶ月で2020年開催のサバイバルオーディション番組『I-LAND』に参加しました。
NI-KIは、オーディションで圧巻のダンスパフォーマンスで視聴者を魅了し、最終選考の12人に残りました。世界中から票を集めて最終順位は4位でデビューメンバーの座を勝ち取ったのです。
同番組で結成されたENHYPENのメンバーとして、2020年11月30日にデビューミニアルバム『BORDER : DAY ONE』で正式デビューを果たしました。
デビュー当時、NI-KIはまだ14歳(当時の韓国年齢では15歳)という若さでしたが、その堂々としたパフォーマンスは早くも大きな話題となりました。
ENHYPENの日本人メンバー NI-KIのグループ内での役割
NI-KIはENHYPENにおいてメインダンサーを務めていて、グループ随一のダンススキルの持ち主です。
キレのあるパワフルなダンスと正確なリズム感でステージ上の存在感は抜群で、振付の習得も非常に速いことで知られています。
最年長メンバーのヒスンも「メンバーの中で振り付けを最も早く覚える」とNI-KIの才能を絶賛していて、NI-KIはグループのパフォーマンス面で欠かせない存在となっています。
ダンスの印象が強いNI-KIですが、楽曲ではボーカルとしても安定した歌唱を披露し、楽曲ごとに与えられたパートを確実にこなしています。
低めでしっかりとした声質を活かし、力強いラップやコーラスを担うこともあります。
また、グループ内では最年少ならではのエネルギッシュさとフレッシュさで雰囲気を明るくするムードメーカー的な役割も果たしています。
ステージ上ではカリスマ性溢れる迫力のパフォーマンスを見せる一方、舞台を降りると年相応の可愛らしさや茶目っ気もあり、そのギャップもファンにとっては魅力の一つです。
ENHYPENの日本人メンバー NI-KIの日本での人気と活動状況
ENHYPENは日本デビュー前から国内で人気が高く、NI-KIが日本人ということもあって、日本の音楽番組やバラエティ番組への出演も積極的に行っています。
デビュー後には『ミュージックステーション』や『FNS歌謡祭』といった主要音楽番組でパフォーマンスを披露し、日本語での堂々とした受け答えをするNI-KIの姿が話題になりました.
2021年にはニッポン放送のラジオ番組『ENHYPENのオールナイトニッポンX(クロス)』2021年3月30日~2022年3月29日のレギュラーパーソナリティに就任し、海外アーティストとして初めて同枠を担当する快挙も成し遂げています。
約1年間にわたり深夜ラジオで軽妙なトークを繰り広げ、日本のリスナーとの交流を深めました。
日本での人気の高まりを受け、NI-KI個人の活動も増えています。2024年にはマクドナルドの「三角チョコパイ」の新CM「キレキレ収穫祭」篇で俳優の伊藤沙莉さんと共演し、キレキレのダンスを披露する姿がTVを通じてお茶の間に流れました。
NI-KIにとっては、初の単独TV CM出演となったこの作品は大きな反響を呼びました。
さらに2025年にはデジタルハリウッド大学「みんなを生きるな。自分を生きよう。2025」のCMキャラクターにも起用されるなど、企業からの注目度も急上昇中です。
また、日本のファッション誌や音楽誌でもENHYPEN特集が組まれる際には、そのビジュアルの良さからNI-KIが大きくフィーチャーされることが多く、実際に「ELLEgir」lをはじめとする雑誌で紙面を飾ったり、プラダやブルガリのイベントに招かれるなどファッション界からの注目も集めています。
NI-KIが日本人であることは、日本のファンにとって大きな誇りです。特に日本語で直接コミュニケーションできる強みを活かし、ファンミーティングやコンサートのMCでは日本語で感謝の気持ちを伝えるため、会場は温かい雰囲気に包まれます
。2023年のKCON JAPANではNI-KIが韓国の人気ガールズグループITZYのリュジンと共にスペシャルMCを務め、堂々とした進行ぶりに称賛の声が上がりました。こうした国内での活躍により、日本におけるENHYPENの人気はますます磐石なものとなっています。
ENHYPENの日本人メンバーNI-KIの魅力と強み
NI-KI最大の魅力は何と言ってもそのダンスパフォーマンスです。
幼い頃から培ったダンスの実力はデビュー後さらに磨きがかかり、難易度の高い振付も正確ダンス姿にファンは魅了されています。
実際、デビュー直後に公開したBTS・ジミンのソロ曲『Lie』のカバーダンス動画が話題になり、原曲の高度な振付を細部まで完璧に再現していると周囲を驚かせ、3日でYouTubeの再生回数が100万回を突破しました。。
NI-KIはパフォーマンスだけでなくビジュアル面でも評価が高く、180cmを超える長身と整った顔立ちはステージ上でひときわ目を引きます。その大人びた雰囲気からは年齢を感じさせない貫録すらも漂います。
そして、19歳(2024年時点)とは思えない風格と端正なルックス、そして圧倒的なダンススキルを併せ持つ次世代のスターとして期待されています。
一方で、ふとした表情にあどけなさが垣間見えるギャップもファンには愛されるポイントです。ステージではカリスマあふれる眼差しで観客を惹きつけ、楽屋裏ではメンバーに甘えたり冗談を言ったりする姿との対比に心を掴まれるファンも多くいます。
日本人ならではの礼儀正しさや気遣いも、NI-KIの大きな強みです。イベントやコンサートで見せるファンサービスには定評があり、ファン一人ひとりに丁寧に手を振ったり笑顔で応えたりする姿から、誠実で優しい人柄が伝わってきます。
また、韓国で若くして異国でデビューした苦労を感じさせない前向きさや努力家な面も魅力です。常にストイックに努力を重ねる姿勢を持ち、その努力によって培ったパフォーマンスの安定感に、ファンは深い信頼を寄せています。
こうした総合力の高さこそが、NI-KIが国内外で愛されている理由と言えるでしょう。
ENHYPENの日本人メンバーNI-KIの今後の展望とファンの期待
日本人メンバーとしてENHYPENを牽引するNI-KIの今後の活躍からも目が離せません。
ENHYPENとしては、2024年末から2025年初頭にかけて埼玉・福岡・大阪の3都市で開催した初のドームツアーを大成功に収め、約19万人を動員しました。
更に、その勢いは止まらず、デビューから僅か4年余りで、2025年夏には東京(味の素スタジアム)と大阪(ヤンマースタジアム長居)での初のスタジアム公演が決定しています。
これは海外アーティスト史上最速の快挙とも報じられています。日本国内でこれほど早く大規模会場で公演を行えるのは、ENHYPENが日本で高い評価を受けている証と言えます。
デビュー当初から現在までの数年間で、NI-KIは身長が大きく伸び、スタイルが洗練されただけでなく、パフォーマンスや表現力も飛躍的に向上しました。
そのひたむきな努力と圧巻のパフォーマンスに惹きつけられるファンは今後も増え続けていくでしょう。
そして、今後、NI-KIの個人活動としてのテレビ出演やモデル活動など、新たなチャレンジの可能性も考えられるでしょう。
NI-KI自身も日本のCM出演やファッションイベント参加など個人の仕事の幅を広げていて、今後はバラエティ番組や雑誌の単独表紙を飾る姿が見られるかもしれません。
グローバルに活躍する日本人アイドルNI-KIが、これからどんな新たな魅力を見せてくれるのか、そしてENHYPENのグループとしての活動も、どこまで飛躍していくのか、日本のみならず世界中のファンが大きな期待を寄せています。
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